変わった球を使ったアンプ3題です。
最初の二つは送信管を使ったもの。何れもトリタンフィラメントの直熱管です。煌々と点くフィラメント、普段の
使用時でも赤熱するプレート。少々空恐ろしい雰囲気ですが、これが正常状態。グリッドプラスドライブでタップリ
電流を流し送信管をオーディオ用に使ってみました。押し出しのよいメリハリの効いた音色が楽しめます。

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送信用出力管をプラスバイアスで使用。低電圧大電流使用となり、低内部抵抗によるメリハリの良い音質が得られました。残念ながら特性図紛失の為に写真しか掲載できません。
826(左)は全帯域破綻の無い再生能力があり、808(右)はややもすると荒削りな音質。
いま少しチューニングが必要であったかも知れません。
何れにしても大電流に耐えられる出力トランス、段間トランスが必要です。

6336B単管プッシュプルアンプ
 
低内部抵抗の特性を活かし、スーパーウーファ用
アンプとして常用。
写真をクリックすると特性が見られます。

3C33単管プッシュプルアンプ
 この球は複合管ですので1本でプシュプル接続が
出来ます。
凝った使い方をすれば30W以上の出力も稼げ
ますが、球に優しい使い方をしてみました。
写真をクリックすると特性図が現れます。

電流制御用球を利用しました。驚く程の低内部抵抗(300Ω)が功を奏し、重低音までカバーできます。

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機械制御用の球を使ってみました。送信管と同じくタフな球で立派にオーディオ用として使えることが判りました。