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2A3プッシュプルステレオアンプ
3極管として一世を風靡した球です。
写真をクリックすると特性図が現れ
ます。

そよ風ルームの脇役達

6L6GC 3結プッシュプルアンプ

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3極管と言えば2A3と言われる程の代表的な球です。シャーシーも特注し落ち着いたデザインにしました。

 そよ風ルームには脇役が居ます。住人がこよなく愛する可愛い(?)くて途轍もなく重い脇役です。中学生頃から
ラジオ作りに興味を持ち始め、社会人になる前まで色々試行錯誤していました。今は殆ど機会は無くなりましたが、
当時、半田鏝やドリルで毎日格闘していました。回路図を引き、シャーシ設計をし、部品を集めながら組み上げ、
発信機やシンクロスコープ、電圧計などを駆使しつつ、調整や特性チェックをする。最初から最後まで楽しいひと時
でした。代償としての火傷、指先の怪我などまで楽しい思い出となりました。脇役は真空管アンプです!

久しく組み上げる機会も無いままにいましたが、偶然昔の愛読書(雑誌)がまだ出版されていることに気付き、ページ
を捲っていましたが、これがまたもや物作りに目覚めたきっかけでした。ほぼ20年振りに乏しい懐を叩いて組み上げた
アンプです。この時から3極菅しか目に無く、この写真のアンプはビーム出力管を3結にし、出力を犠牲にし素直な特性
を目指しました。

この時のオーディオシステム全景です。再び球アンプに目覚めるまで色々試行錯誤を繰り返しこのようなシステムを組んできました。3Dシステムと言いまして低音部は指向性が少ない為に100Hz以下を専用大型スピーカで再生しています。
今日この頃、PCで5.1チャンネルなる再生方式が主流になっていますが、写真のシステムは3.1チャンネルなんでしょうか?

さあ、ここからが“迷宮”への没入でした。嵌り込んだのです、球アンプの世界に!
作るアンプは全てが3極管、その殆どが直熱管でした。

3D再生システム
7本のスピーカが各々の周波数帯域を分担しています。
写真をみると89年とあります。
センタウーファの上は10インチ
テープデッキです。

テープデッキ
10インチのオープンリール
タイプです。